自動生成について

自動生成は威力を発揮する。
たかだか1000行ぐらいのスクリプトでもかなりのことができる。
実際200人月以上のプロジェクトでも私の作ったHTMLからStruts用の雛形を作るスクリプトは問題なく動いていた。
きちんとプロジェクト用にカスタマイズするとマスターメンテのようなやつだと80%は自動生成で残り20%に画面特有のロジックをいれるだけになる。
たずさわるプロジェクトではなんらかしらの自動生成ツールを作っている。


ただし自動生成しすぎ、自動生成しないと何もできないようにしてしまうのは問題だ。
あくまでも補助、誰が書いても同じコードになるような単純作業を目指すべきだと考えている。
自動生成でなんでもかんでもやってしまうとどうしても作った本人しかわからないことができてしまう。
たいていそういった部分はアンドキュメントだ。
この辺の按配は実はむずかしい。


さらに自動生成はもう一段階先にいかないといけない。
それは自動生成したコードで使われていない部分のソースを消すという作業だ。
これも本当は自動でできないといけないのだが難しい。
現状EclipseもVisualStudioも使っていないクラス、定数、メソッドを消すことができないので無理かもしれないが。
ただこれが自由にできるようにならないと自動生成されるコードを多くなればなるほど
コンパイル時間の増大、コード領域の増大、メモリ使用量の増大といった問題を無視できなくなる。
まあハードで補うほうが得策かもしれないが。。。